ドラゴンズがセリーグ優勝。ドラゴンズファンの皆様、おめでとうございます!元野球少年として以下、雑感。
燃えよドラゴンズ!2006

福留、ウッズのクリンナップは破壊力抜群。福留はPL時代、大型スラッガーと大いに注目を集めていたが、プロに入ってからは泣かず飛ばず。しかし、2002年に開眼。以降、コンスタントに3割、30本に到達している。今年は.350のハイアベレージに30本塁打。過去最高のシーズンとなった。
ウッズは横浜時代から40本以上のHRを量産してきたが、血迷ったのか何故か放出。今年も.312、47本塁打、143打点と歴代最強助っ人に劣らない暴れっぷり。37歳と野球選手としては円熟期を過ぎた頃だが、通産本塁打などどこまで記録を伸ばすか楽しみな選手。

川井、山本昌、谷繁、立浪といったベテラン勢の奮起も見事。川井はジャイアンツから移籍して3シーズン目。出場試合数は49と少ないが、職人技は健在。もしかしたら今年が最後のシーズンになるかもしれない。日本シリーズで犠打が見たい。
明日への送りバント―一つ一つの積み重ねが人生の宝物になる

41歳、山本昌の投球術は球界屈指。特に阪神との天王山を制した投球は凄みを感じた。通産勝利数も191まで積み上げた。来シーズンの200勝に期待大。

移籍組の谷繁もすっかりドラゴンズが板に着いた。パワーは落ちたが、熟成されたインサイドワークは巧妙極まる。落合ドラゴンズの縁の下の力持ち。中村放出して、谷繁取って正解だった。横浜は勿体無い事する。

立浪は1990年から守っていたレギュラーポジションを奪われた。昨シーズンからの力の衰えは隠せなくなってきた。通産2413安打を放っている立浪には、3000本安打の期待を密かに寄せていただけに、スタメン落ちは残念だった。しかし、まだ37歳。あと3、4年は現役続行し、1本でも3000本安打に近づいて欲しい。

日本ハムから戦力外通告され、テストを受けて中日に入団した上田が先日、1000試合出場を果たした。かつては強肩、俊足を誇った外野手。こういった復活組の活躍は、元気をもらえるし、すごい嬉しい。