Eagle株式会社(本社:東京都新宿区、代表:藤永真至、以下Eagle)とオーリック・システムズ株式会社(本社:東京都港区、代表:幾留浩一郎)は、昨今のモバイルインターネットのビジネス環境を「大きな過渡期」と捉え、セミナーシリーズ「モバイル氷河期のサバイブ計画」を定期開催しております。第2回は6月3日に「スマートフォンアプリビジネスの攻略法」を開催いたします。

今年はスマートフォンが続々と市場に投入される象徴的な年となりました。?ソニーエリクソンやサムソンから発売される端末は「iモード非対応」となっております。?この状況をいかに乗り越えればいいか、i-modeの黎明期からモバイルビジネスを牽引しながらも、同業他社よりもいち早くスマートフォン化に 着手している方に御登壇いただき、スマートなスマートフォン移行について、語っていただきます。

【開催概要】
日時:2010年6月3日(木) 13時30分〜17時(開場13時)

会場:山王健保会館 2階会議室
東京都港区赤坂2-5-6(会場連絡先:03-5570-1803)
http://www.its-kenpo.or.jp/restaurant/images/toslove_map.jpg

参加費:5,000円(税込)

主催:Eagle株式会社

運営:オーリック・システムズ株式会社
モバイル氷河期のサバイブ計画セミナー事務局


1.敵ながら天晴。人気iPhoneアプリのヒット要因
iPhoneのアップストアが開設されて早2年。もうすでに玉石混合の巨大市場になっております。その中で人気を博したアプリの事例を紹介しながら、ヒットになったポイントを抽出し、これからどんなアプリが流行るのか、議論もまじえて、新たな方向性を探ります。

講師:橋本謙太郎
2002年東京大学大学院卒業後、30歳で会社を起業。起業したコニットは、主にモバイルアプリケーションを開発を行っており、iPhone/Android/などのスマートフォン市場と、mixi/モバゲー/GREEなどのソーシャルアプリ市場をメインターゲットとしている。2010年5月、電通とともにiPhone/Androidのアプリ内課金ASPサービス『Samurai Purchase』をオープンした。国内最大のアイフォーンアプリの開発者たちの集まり、アイフォーンディベロッパージャパンの中心メンバー。


2.変化していくビジネスモデル
パソコン向けソフトウェアを開発・販売、そして携帯キャリア公式コンテンツサービスを企画・開発・運用、iPhoneアプリを含めたスマートフォン向けアプリの開発・販売を全て経験している企業として、それぞれのビジネスモデルの特長などを交えながら、変化への対応を語る。

講師:リチャード・ノースコット
株式会社エヌフォー 代表取締役CEO
1992年に日本でエヌフォーグループを設立し、Appleのデベロッパーとして当時のMacでは苦手であった日本語環境でのDTP業務向け日本語フォントソリューション(外字など)を展開。その後、AppleのPDA:Newtonデバイスに於ける日本語環境をAppleと共に開発・販売し、最先端の携帯ツール情報化社会ソリューションを支援する。携帯ツールソリューションの幅を広げるべく公式キャリアコンテンツサービスを展開し、最近ではAppleのスマートフォン:iPhoneアプリを開発し、ビジネスの幅を日本国内から世界展開へ広げている。



3.いま流行っているiPhoneアプリ
日々ニュースになり、大きな盛り上がりを見せているiPhoneアプリ市場、iPadアプリ市場。サイト開設から1年半。毎日AppStoreと向き合い、何千本のアプリケーションをレビューしながら多くのユーザー、多くのディベロッパーと交流してきました。いま流行っているiPhoneアプリや面白かったiPhoneアプリについてご紹介させていただきます。

講師;村井智建
AppBankのライター兼ポケットベガス総合プロデューサー


4.電通のiPhoneへの取り組み
モバイル表現研究所からリリースされた「Phonebook」(絵本xiPhone)「iButtefly」(クーポンxARxiPhone)の二つのiPhoneアプリを通じ、これまでになかった新感覚のアプリのつくり方と可能性について考察していきます。また、ASP型課金サービス「サムライパーチェス」が実現するコンテンツ販売の新しい形とマガストアにおける電子書籍ビジネスの可能性についてもご説明していきます。

講師:加賀谷友典
電通モバイルコミュニケーション開発部 / モバイル表現研究所 プランナー
スマートフォン関連の新規事業開発に従事。デジタル・ネットワーク領域で多数のスタートアッププロジェクトにプランナーとして参加。新規事業開発における調査・コンセプトの立案、チームマネジメントが専門。主な事例としては坂本龍一インスタレーション作品「windVibe」(電通36F)。同「GEOCOSMOS」(日本科学未来館)。アミューズ社・音楽GPSプロジェクトなど。

講師:神谷俊隆
株式会社電通 コミュニケーション・デザイン・センター プロデューサー 青山学院大学経営学部卒業
コピーライターを経て、2000年以降インタラクティブ領域での企画・コンサルティングやマーケティング、事業プロデュースに数多く携わる。2009年より電通コミュニケーション・デザイン・センター内のモバイルコミュニケーション開発部にて、主に新規事業企画、新規サービス立ち上げを担当。生活者とのコミュニケーションデザインにモバイル領域を取り入れた、より実践的で効果的なソリューションの提供をめざす。



5.講師によるパネルディスカッション。「新規参入で気をつけるべきこと。」
iPhoneからモバイルビジネスに参入した企業群もすでに淘汰がはじまっています。思えば、i-modeビジネスでも同様なことがありました。受託スパイラルからの脱却や、ヒットを生み続けるしくみ、新しいビジネスモデルを組み立てる秘訣など、既存のモバイルビジネスから学ぶべきこと、また捨てるべき「勝ち経験の罠」について議論していきます。

モデレータ:藤永真至
iPhoneアプリのレーベル、Eagle株式会社創業者。
iPhoneアプリ開発講座のレインボーアップススクール(http://school.rainbowapps.com/)ではすでに200名の受講生を輩出。先日のアドテックサンフランシスコでは英語のディクテーションアプリ「TalkWriter」が好評を博す。

お申し込みULR:http://school.rainbowapps.com/


Eagle株式会社は、「異言語の人々が出会った時」の対話に特化したサービスを提供しながらも、iPhoneプログラマーの人材育成や、スマートフォンビジネスのセミナー開催など、国内のモバイル産業全体の発展と各企業の海外展開に尽力して参ります。

”Equip Your Language” by Eagle

【お問い合わせ先】
Eagle株式会社
http://www.eagle-inc.jp
〒169-0075東京都新宿区高田馬場4−28-29-101
info.eagle.inc@gmail.com

以上