新年あけましておめでとうございます。年末気分のないまま、元旦を迎えてしまいました。今年も徒然なる侭に「2013年の振り返りと2014年の抱負」を書き連ねたいと思います。
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2013年は「出会いと別れ」の年でした。

3月末をもって「スマートフォンアプリ開発関連人材育成事業委託業務」が終了し、半年間、苦楽を共にしたメンバーがそれぞれの道に歩んでいきました。転職される方、起業される方、幸いにして共に働くことを選択してくれた方、出会いがあれば別れもある。当社を卒業された皆さんの活躍を祈るばかりです。

5月には、位置情報を使ったアプリ開発支援プラットフォームを運営する「タイムカプセル合同会社」を設立。9月に、「タイムカプセルソリューション」導入アプリ第一弾として、 横浜F・マリノス殿と共同でiPhoneアプリ「横浜F・マリノス コレクションカード」の配信を開始いたしました。
小職が10年間、本業としていた地域情報と、Eagle創業後の本業としてきたアプリ、そして原点であるスポーツ。人生の多くの時間を突っ込んできた、この3つの要素を掛け合わせた事業と出会えたことはビジネスマンとしてたいへん幸せなことです。「スポーツ×アプリ」という新しい市場を切り拓いていきます!ご期待ください。
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今年最大の出会いと別れは、「鷹や浅草」です。新年早々、小売業への挑戦を意思決定し、5月に浅草伝法院通りに創業。永きに渡り地元の皆さまに愛される商売をしたいと思っておりましたが、11月に閉店。数日で全ての内装をぶっ壊して引き渡しが完了いたしました。
十九才で横須賀のドブ板通りで飲み屋をはじめて十数年、色んな商売、仕事をやってきましたが、これほどまでに売上目標と実績が乖離した事業は記憶にありませんでした。事業としては大失敗し、関係各社の皆さまにご迷惑をおかけしたこと、また「鷹や浅草」を応援していただいた浅草の皆さまや、お客様の期待に添えなかったことをお詫び申し上げます。

一方で、商売人としてながい目で見ると、かえ難い経験をさせてもらいました。商売の世界は甘くありません。本当のプロ以外は生き残ることはできないのです。一縷の心の隙が命取りになるのです。商売の奥深さに触れ、商売に対し、より謙虚に、誠実に生きていこうと決めた2013年でした。また自分なりの商売に対しての考え方も朧げながらに見えてきたと実感しております。2014年は、昨年の反省を活かし「黒字経営」をモットーに全力疾走いたします。
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Eagle及びタイムカプセル社の開発拠点である岐阜県では、様々な事業に参画させていただきました。その中でも、岐阜県庁中島課長のご紹介が縁でスタートした県立岐阜商業高校殿でのアプリ開発授業にて、生徒の皆さんと出会えたことは、今後仕事をする上での、大きな指針をつくってくれました。

・次世代を担う若者の成長なくして、日本の未来の成長はないことを確信(これを実現されるため、多くの先生方が日々、情熱をもって取り組まれている事実を知ったことも大きい)
・地元人材の育成と地元人材の採用そして長期雇用を実現することが競争優位性を持つ(現在の高校生のスキルが極めて高く、まだまだ伸びシロがあるので)

今年の3月には一期生が卒業していきます。二期生の授業もはじまりました。今、一番、手応えを感じている事業のひとつです。県立岐阜商業高校の先生の皆さま、岐阜県庁の皆さま、授業を支えていてくれる当社スタッフに感謝しております。
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最後に地域との出会い。
原亮さんからのお誘いで岐阜県の皆さまと出会い、岐阜に拠点を移して現在に至ります。そして、岐阜で南相馬市市会議員の但野さんと出会い、今日の南相馬ITコンソーシアム殿との(アプリ開発における)協業にいたっております。南相馬では、重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追の公式アプリを南相馬ITコンソーシアム殿と共同で開発、野馬追にも参加させていただきました。南相馬ITコンソーシアム殿の皆さんは地元の高校生や小学生にプログラミングを教える活動もはじめられ、小さな火種が着実に大きくなっています。
南相馬ITコンソーシアム

2014年は、「地域人材による地域情報を活かした地域産業の成功」を目標に東京、大垣、南相馬、そして新たに立ち上げる横須賀で、地域の皆さまと手を携えて、地に足を着けた商売を展開してまいります。関係各社の皆さま、各地域の皆さま、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。