仕事でもプライベートでもピーンチ!と思うような危機的状況に立たされる場合が間々ある。

私も過去、幾度か生命の危険にさらされた事があるが、大半は×ルコールが原因で、その経験からは学ぶどころか記憶すら無いのがほとんどだ。

しかしながら仕事でのピンチは忘れないものだ。
社会人生活3度目の人事異動でぱどの江戸川区担当営業になった時、同地域が本拠地のスターツグループが発行するアエルデさんと真っ向から戦わざるを得ない状況におかれた。同誌は地元で創刊して20年のナンバー1フリーペーパー、対するぱどは創刊3年ほどで同じく江戸川区で発行する葛西新聞などのフリーペーパーの背が見えた程度で、実力差は甚だしかった。

追随したり、後追いする事が生物的に許せない私にはピンチだったのだ。

そこで考えたのが「ピンチはチャンス」という事。
ピンチ=自分の前に立ちふさがる障壁、壁。この壁が高ければ高いほど、創意工夫しなければ乗り越える事ができない。壁を乗り越える事の繰り返しで、鼻血が出るほど考える習慣が付く。そしてその壁を乗り越えるなり破壊した暁には、その体験が経験になり、同じ高さの壁が現れた時は、もう既に驚かない肝が出来上がっているわけだ。

乗り越える壁が高ければ高いほど、人は成長する。
だからピンチはチャンスなのだ。


その時のピンチをどうやって乗り越えたかは、また折をみて。