2006年3月期も本日で終了です。

まずは今年一年お付き合い頂きました広告主様、関係会社各社様、社内スタッフの皆様にお礼申し上げます。至らない点の多い私とお付き合い頂き、感謝しております。

来期以降も変わらぬご支援と、忌憚無き助言、提言を頂ければ幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます。

以下、雑感。
新規事業部として、Webプランニング事業部を立ち上げて一年。同時に広告販売部門として広告販促課を立ち上げ、課長として一年が経過。いい事も悪い事もあったが、思い返すと、社会人生活の中でこれほど先行きの見えない一年は無かった。

またリーダー、マネージャーとして、ビジョンを示せない事だけでなく、器量の無さ、未熟さ、人として欠けるものを露呈し、発見した一年だった。この事は、お客様は勿論の事、上司、同僚、課員を失望させ、苛立たせ、私という人間に対する興味を無くすのに十分な効果をもたらしただろう。

私も29年生きてきて、これほど力無く過ごした時期が無い事をよく理解しているし、また最も失望、苛立ちを感じていたのも私自身だ。

そんな時にも関わらず、懇意にお付き合い頂いた数社のお客様、懇意にお付き合い頂いた数社の取引先企業様、助言を頂いた当社の部長、過ちを正して頂いた当社の倉橋社長、そして私を支えてくれた親友達、家族に感謝している。

恩を仇で返すのは大嫌いなので、いつかお返ししたい。

また、この一年は私自身の考え方、価値観も転機があったと感じざるを得ない。一方、この変化は一時期的なものではないかとも想像している。

かつての私は、多趣味であり、多忙であり、目立ちたがり屋である部分があったが、特にここ一年、極端な表現をすると無趣味、暇、引き篭もりへ転換していった。過去が異常で、現在が通常なのかもしれないないし、異常な速度で駆けた期間を終え、その経験から自分に必要なものを理解する事で、思考や生活がシンプルになったのかもしれない。

物足りなさの一因は、暴走から、歩きへと歩調が変化した事に、頭や心臓がついて来ていないのかも知れない。2006年3月期、この一年のかえ難い貴重な体験・自己投資が、明日から始まる来期以降に血肉として活きてくるだろう。

蛇足ながら、ブログを書き始めて一年。ブログは自己探求の道具としても、今の私には最適だった。
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