ビジネス界にもっとも影響力のある思想家の一人と言われるドラッカーの著書は、全世界の経営者、ビジネスマン等に愛読され、各種セミナー、自己啓発関連イベント、メルマガ、ブログなどあらゆる場所とメディアで目にしてきた。

しかし私は読んだ事が無かった。どうもこぞって皆が賞賛するものや、流行についていきたくない天邪鬼がいるからだ。
とはいえ、基礎(知識)や土台無くして大成は望めないから、まずは一冊「企業とは何か」を読む事にした。
確実に勉強になったのは、最上級に理論的且つ明快な文法、表現方法だ。思考をめぐらす時、企画書を書く時、ドラッカーの文法が何となく頭をよぎる。ドラッカーの著書を深々と理解する事を差し置いても、読む事、できれば音読する事で、私のような経験、知識の浅い社会人には相応のトレーニングになる事だろう。

やっぱり諸先輩方が薦めるモノは、素直に聞く気持ちを持つべきなのだ。
企業とは何か