昨日、某量販店様にある提案をするため、某電気街をフィールドワークした。

私は就職してひたすらフリーペーパーの広告営業をしてきたので、街中を歩いていると、ついフリーペーパーに目がいってしまう。昨日も相当数のサンプルを収集して持ち帰った。
兎にも角にも不思議なのが、これだけの印刷物を制作するお金を誰が払っているのだろうという事。通常は広告主からの広告掲載料金で賄われる場合が多いのだが、販促のためにメーカーや、サービス事業主が制作しているものも多数見受けられる。

果たして広告主、もしくは制作主は発行したフリーペーパーの効果を検証しているのだろうか。私の経験上、フリーペーパーで広告反響を出すのは容易ではない。試行錯誤を繰り返して、鼻血が出るほど考えに抜いても、広告主様からお叱りを受ける事も間々ある。

広告主はフリーペーパーに対しての広告費用対効果を検討し、販促などで主体となってフリーペーパーを発行している事業主も効果を検証すべきだと思う。資源の有効活用の観点からも、効果的な広告・販促を実施する上でも無駄は省くべきだし、無用なフリーペーパーは淘汰される時代がすぐに来るだろう。