私が学生時代に購入したRG400Γ(ガンマ)を以前、私が賃貸していた葉山の工房から某工場へ引越。動かない単車ほど不便なものは無い。今日も友人に軽トラックを借りて、二人ががりで作業に取りかかる。因みに私は動かない単車を3台所有している。
愛すべきΓが動かなくなった原因は私にある。私はΓを市街地に数時間放置して、酒を喰らっていた。戻ってみるとΓが何者かに倒されていたのだ。給排気系か、電装系のトラブル併発か、原因は定かではないがそれ以降、スクウェアフォーエンジンは極悪なエキゾーストノートを発していないのだ。
愛すべきΓが動かなくなった原因は私にある。私はΓを市街地に数時間放置して、酒を喰らっていた。戻ってみるとΓが何者かに倒されていたのだ。給排気系か、電装系のトラブル併発か、原因は定かではないがそれ以降、スクウェアフォーエンジンは極悪なエキゾーストノートを発していないのだ。
久しぶりに単車に触れると往時を思い出し、また無邪気に単車と戯れたくなる。
ハンドリングを安定させるため取り付けたデイトナ製ステアリングダンパー。調整すると確かに重ステになったから、多少は効いていた筈。確か通販で格安で手に入れた。
当時は斬新で、後に悪名高くなったフロントのANDF(アンチノーズダイブフォーク)。購入時、ほとんど機能していなかった事が後に判明。
一時、フロント廻りをバンディッドに改造していたが、ブレーキパッドが片減りするなどの悪い症状が出たのでノーマルに戻した。その際、フォークオイルを初めて交換したら、アンチノーズダイブが復活したのだ。
フロントブレーキをきつめにかけると、フロントフォークが急激に沈まないで安定するのだが、これが慣れるまでは恐怖新聞状態。体感的に沈むものと思っているものが、沈まないと浮きを感じるのだ。ブレーキングで浮くフロントは怖かった。
チャンバーはアルファーレーシング製。私好みの爆音、極悪、バリバリなエキゾーストノート。白煙を4本のチャンバーから撒き散らす後姿が好きだった。後ろを走る人には、たまにオイルをチビるので相応の迷惑をかけただろう。
やっぱり単車はバリバリが基本。Γが主役の漫画「バリバリフルスロットル」もマニアなら抑えておきたい。「バタアシ金魚」でも主人公、花井カオルの愛車としてRG400Γが登場している。(確か1〜2巻だけ)
バタアシ金魚 1 (1)
バタアシ金魚 2 (2)
オイルはカストロールと洒落込みたいところだが、Γとは相性が悪かった。オイルとの相性が悪いと、ギアは入らないし、チャンバーからオイルは噴射するし、それが垂れて足や背中が真っ黒になるわでお洒落が台無し。スズキ純正の2ストロークオイルが一番。
エンジンは市販車唯一無二のスクウェアフォーを搭載。車体の下部とシート下にも所謂、マフラーが生えている。つまり尻の下をマフラーが通っているので、サマーシーズンになると無尽蔵に尻汗をかく事が義務付けられる。
チャンバーは放熱させないための耐熱テープを巻きつけた。2ストならではの草改造は好き。プラグコードも点火を良くする為、変更。プラグはレーサーレプリカながら、町乗りを考慮すると、7番が私には合っていた。9番も格好つけて一時使ったが、かぶる。
横置きされたミクニVM28φキャブレターも特徴的。給排気系はこちらも市販車唯一無二であろうロータリーディスクバルブ式。自分で直せない確固たる自信がある。キャブレターのセッティングは本当に難しかった。
錆びたキックが泣かせる。やっぱり単車はキック。セル始動じゃ気合が入らない。
回転計は3,000rpm以下を排除。レーサーは一度スタートしたらチェッカーフラッグを受けるまで止まる事を知らない。だから3,000rpmはいらないという市販車の常識では到底考えれない事を平気でするSUZUKI。根性入ってる。私は10,000rpm以上のレッドゾーンは使った記憶が無い。
オドメーターは30,000kmで停止。購入した時は10,000km位だったろうか。秘密だが足回りを改造していた時の距離が反映されていない。
暫く会えなくなりそうなので記念写真を撮る。今にも動きそうだが、これを動かすには骨が折れるだろう。
いつか落ち着いたら、最強のストリート仕様Γを作ってみたい。単車はおもしろい。
関連する相澤謙一郎ブログ
<お疲れ様。僕のRG達。>
http://aizawa.livedoor.biz/archives/50749546.html
ハンドリングを安定させるため取り付けたデイトナ製ステアリングダンパー。調整すると確かに重ステになったから、多少は効いていた筈。確か通販で格安で手に入れた。
当時は斬新で、後に悪名高くなったフロントのANDF(アンチノーズダイブフォーク)。購入時、ほとんど機能していなかった事が後に判明。
一時、フロント廻りをバンディッドに改造していたが、ブレーキパッドが片減りするなどの悪い症状が出たのでノーマルに戻した。その際、フォークオイルを初めて交換したら、アンチノーズダイブが復活したのだ。
フロントブレーキをきつめにかけると、フロントフォークが急激に沈まないで安定するのだが、これが慣れるまでは恐怖新聞状態。体感的に沈むものと思っているものが、沈まないと浮きを感じるのだ。ブレーキングで浮くフロントは怖かった。
チャンバーはアルファーレーシング製。私好みの爆音、極悪、バリバリなエキゾーストノート。白煙を4本のチャンバーから撒き散らす後姿が好きだった。後ろを走る人には、たまにオイルをチビるので相応の迷惑をかけただろう。
やっぱり単車はバリバリが基本。Γが主役の漫画「バリバリフルスロットル」もマニアなら抑えておきたい。「バタアシ金魚」でも主人公、花井カオルの愛車としてRG400Γが登場している。(確か1〜2巻だけ)
バタアシ金魚 1 (1)
バタアシ金魚 2 (2)
オイルはカストロールと洒落込みたいところだが、Γとは相性が悪かった。オイルとの相性が悪いと、ギアは入らないし、チャンバーからオイルは噴射するし、それが垂れて足や背中が真っ黒になるわでお洒落が台無し。スズキ純正の2ストロークオイルが一番。
エンジンは市販車唯一無二のスクウェアフォーを搭載。車体の下部とシート下にも所謂、マフラーが生えている。つまり尻の下をマフラーが通っているので、サマーシーズンになると無尽蔵に尻汗をかく事が義務付けられる。
チャンバーは放熱させないための耐熱テープを巻きつけた。2ストならではの草改造は好き。プラグコードも点火を良くする為、変更。プラグはレーサーレプリカながら、町乗りを考慮すると、7番が私には合っていた。9番も格好つけて一時使ったが、かぶる。
横置きされたミクニVM28φキャブレターも特徴的。給排気系はこちらも市販車唯一無二であろうロータリーディスクバルブ式。自分で直せない確固たる自信がある。キャブレターのセッティングは本当に難しかった。
錆びたキックが泣かせる。やっぱり単車はキック。セル始動じゃ気合が入らない。
回転計は3,000rpm以下を排除。レーサーは一度スタートしたらチェッカーフラッグを受けるまで止まる事を知らない。だから3,000rpmはいらないという市販車の常識では到底考えれない事を平気でするSUZUKI。根性入ってる。私は10,000rpm以上のレッドゾーンは使った記憶が無い。
オドメーターは30,000kmで停止。購入した時は10,000km位だったろうか。秘密だが足回りを改造していた時の距離が反映されていない。
暫く会えなくなりそうなので記念写真を撮る。今にも動きそうだが、これを動かすには骨が折れるだろう。
いつか落ち着いたら、最強のストリート仕様Γを作ってみたい。単車はおもしろい。
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<お疲れ様。僕のRG達。>
http://aizawa.livedoor.biz/archives/50749546.html