相澤謙一郎の起業史 7[19歳 はじめての起業]の続きです。
日々を小さなエピソードで散らかしながら、気が付けば高校3年です。ハンドボール部副主将、生徒会中央執行委員、美化委員などを兼任していました。
私は整理整頓には煩い方です。部下にも「見つからない書類を捜す時間はコストです。コスト削減のため整理整頓を日々心がけて下さい。」と繰り返し伝えています。
高校生の頃は、整理整頓が好きだったから美化委員になったつもりはありません。普段、あまり交流の無い生徒への好奇心や、厳しい部活を会合の時など30分程度公式に休めるといった事が目的です。生徒会に関しても、中学からの友人が生徒会長に就任したので、ちょっとしたノリで加わりました。
生徒会や美化委員はほとんど仕事をした記憶がありません。今思えば真面目に取り組んでいる方に対して、失礼極まりありません。今では社会人ですから、こういう態度で仕事に臨む事は許されませんし、そのような方には勇気を持って忠告したいと思います。
高校三年といば進学校の生徒なら、すわ受験と勉強に忙しい頃なのでしょう。しかし私にはハンドボールがあります。中学・高校の集大成として全国大会に出場する事を目標としていました。全国大会に出場すると、大学進学のセレクション(スポーツ推薦での試験)でも箔が付きますし、成績によってはセレクション無しで入学できる場合もあるのです。この頃の私は、自分の事しか考えていません。
全国大会に出場するためには、神奈川県大会で優勝するか、神奈川県選抜メンバーによって構成されるインターハイ出場に向け、神奈川県選抜になる事です。
まず神奈川選抜の道が絶たれました。人生最大の落胆です。
中学生の頃から強烈に憧れていた存在が、神奈川選抜でした。
同じグランドで見ていた先輩が選抜の練習に参加する姿に強い憧れを持ち、高校入学後も身近な先輩が選抜から大学進学する姿を見ていましたので、「絶対、俺も!」と思い込んでいたのです。
この時は夢遊病患者さながら、学校に行きたくないのでダラダラ歩くものですから毎日のような遅刻するは、授業はさぼる、学校は抜け出す、仮病をつかって部活は休むといった始末です。「取り返しのつかない事になってしまった。」「人生は終わりだ。」など大袈裟にネガティブな思考に囚われ、一週間ほどふて腐りました。
ふて腐れた男のくだらなさを身をもって知りました。
そして人生最大の恐怖体験を告白します。
強豪高校でもあった我が母校からは三人の選抜メンバーが選出されました。これは監督推薦によるものです。恐怖体験とは、まずは監督を憎んだ事、そして仲間を妬んだ事です。
一週間、憎み、妬みに囚われた私は、その思考を激しく後悔します。そして二度と憎み、妬みといった感情を持たないと決めたのです。
日々を小さなエピソードで散らかしながら、気が付けば高校3年です。ハンドボール部副主将、生徒会中央執行委員、美化委員などを兼任していました。
私は整理整頓には煩い方です。部下にも「見つからない書類を捜す時間はコストです。コスト削減のため整理整頓を日々心がけて下さい。」と繰り返し伝えています。
高校生の頃は、整理整頓が好きだったから美化委員になったつもりはありません。普段、あまり交流の無い生徒への好奇心や、厳しい部活を会合の時など30分程度公式に休めるといった事が目的です。生徒会に関しても、中学からの友人が生徒会長に就任したので、ちょっとしたノリで加わりました。
生徒会や美化委員はほとんど仕事をした記憶がありません。今思えば真面目に取り組んでいる方に対して、失礼極まりありません。今では社会人ですから、こういう態度で仕事に臨む事は許されませんし、そのような方には勇気を持って忠告したいと思います。
高校三年といば進学校の生徒なら、すわ受験と勉強に忙しい頃なのでしょう。しかし私にはハンドボールがあります。中学・高校の集大成として全国大会に出場する事を目標としていました。全国大会に出場すると、大学進学のセレクション(スポーツ推薦での試験)でも箔が付きますし、成績によってはセレクション無しで入学できる場合もあるのです。この頃の私は、自分の事しか考えていません。
全国大会に出場するためには、神奈川県大会で優勝するか、神奈川県選抜メンバーによって構成されるインターハイ出場に向け、神奈川県選抜になる事です。
まず神奈川選抜の道が絶たれました。人生最大の落胆です。
中学生の頃から強烈に憧れていた存在が、神奈川選抜でした。
同じグランドで見ていた先輩が選抜の練習に参加する姿に強い憧れを持ち、高校入学後も身近な先輩が選抜から大学進学する姿を見ていましたので、「絶対、俺も!」と思い込んでいたのです。
この時は夢遊病患者さながら、学校に行きたくないのでダラダラ歩くものですから毎日のような遅刻するは、授業はさぼる、学校は抜け出す、仮病をつかって部活は休むといった始末です。「取り返しのつかない事になってしまった。」「人生は終わりだ。」など大袈裟にネガティブな思考に囚われ、一週間ほどふて腐りました。
ふて腐れた男のくだらなさを身をもって知りました。
そして人生最大の恐怖体験を告白します。
強豪高校でもあった我が母校からは三人の選抜メンバーが選出されました。これは監督推薦によるものです。恐怖体験とは、まずは監督を憎んだ事、そして仲間を妬んだ事です。
一週間、憎み、妬みに囚われた私は、その思考を激しく後悔します。そして二度と憎み、妬みといった感情を持たないと決めたのです。