今までの日本企業はP/Lを主たる企業業績を評価する指標としてきましたが、欧州で採用されている国際会計基準(IFRS)が米国に導入される影響で、多くの経済評論家の皆さんが仰るように日本もB/Sを意識した経営が求められるでしょう。

規則主義から原則主義への変換とのこと。
話は変わりますが、私はかつて6坪ほどの小さな店を経営しておりました。

個人事業主ということもあり、自分の財布=資産=資本というようなB/S(個人経営で全て前金支払いしているため、負債はゼロになるのでしょうか?)で、実態としてはC/Fが廻ればOKという完全なる自転車操業です。

その後、幾つかの事業立上げに携わりましたが、事業の立案、計画時にはP/L、B/S、C/Fで評価検討するものの、いざGOが出ると、その後はP/Lが主たる評価基準になるという事象を見てきました。

いわゆる日本的評価基準なのかもしれませんが、詰まる所、B/Sを意識した経営が何たるか、よく分かっていないのが私の課題です。

会計基準のグローバル化に取り残されないよう学ばねばなりません。