横須賀市民にとっては馴染み深い「さいか屋」の事業再生ADRが成立したとのこと。子供の頃、通学路の途中にあった横須賀店も縮小されるとのことで、百貨店冬の時代をあらためて身近に感じた。

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金融機関、33億支援へ
経営再建中の県内老舗百貨店「さいか屋」(川崎市川崎区)は1日、債権者会議を開き、創業地である横須賀店縮小や希望退職者募集などを盛り込んだ事業再生計画をまとめ、関係金融機関の同意を得た。(2010年2月2日 読売新聞)

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地方都市の百貨店は、経営改革を求められる。
EC市場の急成長にともない、知る人ぞ知る酒蔵のような商品も比較的、容易に入手できる時代となり、「何でも揃う」が強みの一つだっ百貨店ビジネスには逆風となるからだ。どのような百貨店が生き残るのか、動向を見ていきたい。

「さいか屋」は雑賀衆の末裔とされる岡本伝兵衛が我が故郷、横須賀で創業したと云われる。兵どもが夢の跡となってしまうのか。再興を願う。

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<雑賀孫市の軍略>
http://aizawa.livedoor.biz/archives/29542835.html