米山先生曰く、「スポーツ観戦は、体にも脳にも良い」とのこと。

■スポーツ観戦は、体にも脳にも良い
http://www.nikkeibp.co.jp/article/miraigaku/20150129/433636/?n_cid=nbpbpn_tg

特に気になったのは「空間認識能力」。
ハンドボールでは(当時はこの言葉がまったく知りませんでしたが)この「空間認識能力」が鍛えられます。自分は、攻守の切り替え時に、キーパーから一番はじめにボールをもらい攻撃の起点を作る役割を与えられていました。その際、味方のサイドプレイヤーは、すでに両サイドを駆け上がっています。相手のサイドの戻りが遅ければ、全力疾走する味方のサイドプレイヤーにドンピシャのパスを送ることができれば、相手キーパーと1対1の局面を作ることができ、得点の可能性が高まります。その際、ボールの位置、高さ、起動、スピードなどを瞬時に判断してパスを送ります。「空間」を瞬時に見極め、それを己の体に転化するのです。

パスが通りそうも無ければ、もう少し近いプレイヤーへのパスを検討、稀に前方がぽっかり空くことがあるので、その場合は、自ら相手ゴールを狙うこともあります。ワンドリすれば、ロングシュートを放つ地点まで十分に達すことができるからです。

ハンドボールは、攻守切り替え時だけでなく、様々な局面で「空間認識能力」が求められる競技でした。若い頃は、この力を使って、人混みの中を誰にも触れること無く疾走したりしたこともありました。

「空間認識能力」は経営にも求められるとのこと。当時とは比較にならない程、身体能力は衰え切っていますが、これだけは地獄の練習の中で鍛えてきたので、多少なりとも優位性がありそうなので、己の強みとして今後も鍛えていきたいと思いました。そして、もうすぐ新しいシーズンがはじまります。今シーズンは、より積極的にスタジアムに足を運んで、「空間認識能力」を鍛えていきます!