昨日、富士フイルム株式会社殿より下記ニュースリリースが発表されました。今回は、下記にも記載のある「Photo Product Partner Program」を導入したアプリを紹介いたします。

富士フイルムのプリントシステムと連携したアプリの開発が可能に!
スマホアプリをとおして注文された商品収益の一部をアプリ開発者に還元する「Photo Product Partner Program」を構築
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0653.html

■本件ニュースに関する記事
【2012/6/13日経新聞】
富士フイルム、スマホ向けアプリの開発支援
富士フイルムはスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向け専用アプリ(応用ソフト)の開発支援事業を立ち上げる。同社が手掛けるネットプリントサービスとアプリを連携させるための開発キットをアプリ事業者に無償提供する。写真撮影や画像編集などのアプリから、ネット経由でプリントしたり写真集を作成したりする新規需要を開拓するのが狙いだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO42526600S2A610C1TJ2000/

【2012/6/13デジカメ Watch】
富士フイルム、スマホ向け写真アプリ開発を支援。開発者に収益配分も
富士フイルムは13日、フォリオと共同でスマートフォンやタブレット端末のアプリ開発者に向けた開発プログラム「Photo Product Partner Program」を構築したと発表した。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120613_539849.html

【2012/6/13ITpro】
富士フイルム、写真グッズの収益の一部をフォトアプリ開発者に還元するプログラムを提供
富士フイルムとフォリオは2012年6月13日、スマートフォン/タブレット端末用アプリ開発者向けのフォトアプリ開発支援プログラム「Photo Product Partner Program」を発表した。アプリ開発者に、富士フイルムの写真関連グッズ印刷システムと連携するアプリを開発するためのSDK(開発キット)を無償配布し、写真関連グッズの売り上げの一部を還元する。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120613/402224/

【2012/6/13インターネットコム】
富士フイルムのプリントシステムと連携したスマホアプリの開発が可能に!―アプリ開発者向けプログラム「Photo Product Partner Program」
富士フイルムは2012年6月13日、フォリオと共同でアプリ開発者向けプログラム「Photo Product Partner Program」を構築した、と発表した。年内には、同社のプリントシステムとの連携を可能にするソフトウエア開発キット(SDK)を一般公開するとしている。
http://japan.internet.com/webtech/20120613/2.html

【2012/6/14朝日新聞】
富士フイルム、写真関連アプリ開発キット
富士フイルムはフォリオ(東京都港区)と共同でスマートフォン(多機能携帯電話)から写真商品の印刷を注文できるアプリケーション(応用ソフト)開発用プログラムを構築したと13日発表した。フォリオが端末向けの写真関連アプリ開発キットを提供。アプリ開発者が同キットを使えば、端末から富士フイルムにフォトブックや写真はがきを注文できるアプリを開発できる。開発キットの利用は無料。試作版キットを提供し2012年内に正式版を提供する。
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201206140005.html

■「Photo Product Partner Program」導入済アプリ
ukiyoecamera『浮世絵カメラ』
浮世絵の魅力は、ダイナミックの構図や、レイヤーの織りなす遠近法など、 その自由な画風にあり、ヨーロッパの人々に多大な影響を与えました。浮世絵カメラは、著名な浮世絵をモチーフにしたフレームと、 実際に撮る写真を重ね合わせることで、 川が道路になったり、屋根が山になったり、街が水没したりと、 面白いアートを楽しむことができます。
http://itunes.apple.com/jp/app/fu-shi-huikamera/id526012172?mt=8

baby『赤ちゃんフォトアルバム』
赤ちゃんの誕生から1歳の誕生日までをドキュメンタリータッチに編集できる赤ちゃん専用のフォトアルバムです。 お誕生の瞬間、お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句、誕生日などの定例行事や、ハイハイ、つかまり立ち、初めての食事など、赤ちゃんの成長記録や記念品、まわりの人たち、家の周りの風景など、撮り逃ししないように設計されております。
http://itunes.apple.com/jp/app/chichanfotoarubamu/id521169008?mt=8

modelcamera『モデルカメラ 』
一度でいいからモデルになりたい。プロカメラマンのようなかっこいい写真が撮りたい。そんな願いを叶えてしまうのが「モデルカメラ」です。
http://itunes.apple.com/jp/app/moderukamera-kanojo-bian/id511465766?mt=8

catcamera『ネコカメラ』
愛猫のポーズを写真におさめてコレクションするアプリです。ネコの仕草やポーズにおけるそのときのネコ心理を知れば、 もっと、あなたの愛猫が愛おしく見えることでしょう。
http://itunes.apple.com/jp/app/nekokamera/id514644016?mt=8

dogcamera『イヌカメラ』
イヌカメラは愛犬とお散歩に行った時に撮った写真が地図上に記録できるアプリです。いつもの公園、新しい散歩道、お散歩ついでの買い物先、いろいろな場所で写真を撮りましょう。毎日の犬のお散歩がさらに楽しくなることでしょう。
http://itunes.apple.com/jp/app/inukamera/id528201036?mt=8

tripcamera『旅行カメラ』
旅行カメラを使うと、旅の思い出がより一段楽しくなります!一味違った旅の写真の撮り方のこつも満載で、 人に自慢出来る写真がたくさんとれます。あなたの旅のお供に旅行カメラをつかってみませんか?
http://itunes.apple.com/jp/app/lu-xingkamera/id520567915?mt=8

cycling『サイクリングカメラ』
サイクリングカメラは自転車で出かけた時に撮った写真が地図上に記録できるアプリです。いつものサイクリングコース、休みの日の遠出、彼女とのサイクリング、いろんな場所で写真を撮りましょう。あなたのサイクリングライフがもっと楽しくなることでしょう。
http://itunes.apple.com/jp/app/saikuringukamera/id528204830?mt=8

「Photo Product Partner Program」は、既にアプリをリリースしているカメラアプリディベロッパーには、収益の拡大という点で朗報となります。また、これからカメラアプリを開発しようとしているディベロッパーは、リアルな製品の注文という導線を鑑み、アプリの設計をすると収益が拡大することでしょう。

アプリを通じて、消費者がリアルな製品を購買する動きは、今後ますます広がっていくはずです。また、デジタルコンテンツと比較して、購買単価も数倍から数十倍になるのではないかと考えています。理論が飛躍しますが、85円のアプリの購買を迷うユーザーも、同僚ともう一杯飲もうか、という展開になれば、1杯どころか、もう1件ハシゴしてしまうこともあります。

写真という一瞬の思い出を切り出したデータが、製品として、家族やお友達と思い出をシェアできる製品になる。この付加価値の差分はかなり大きいのではないでしょうか。

「Photo Product Partner Program」の今後の展開に注目しています。
富士フイルム-フォリオ