今週からはインタビュー形式でお届け。3年目のアカリのインタビューに、学長アイザワはどのように答えるのでしょうか。
――タイムカプセルはいつから複数の拠点での事業をはじめたのでしょうか?
まずご縁があって岐阜で創業し、その後、函館や横須賀にも拠点を作っていきました。そこで手応えを感じたので、全国に拠点を増やして全国制覇!を目指すようになりました。
――今現在、アイザワさんは都内在住、本社は岐阜ですが、創業時はアイザワさんは岐阜で暮らしてたんですか?
東京は妻の実家の近くで、創業したときからずっと自宅はその辺りです。とはいえ、創業時は週に2日は社員と一緒に共同生活(メゾン東大垣という団地で)を送っていました。でも、半分以上は離れて業務していましたね。
――最初から離れていたんですね!リモートワークだからこそのトラブルとかあったんでしょうか?
やっぱり最初はコミュニケーションミスが多発しました。それに、相手がどういう状況で仕事をしているかが見えないので、適切に仕事を振ることも出来ず、出勤一時間後に「ところで今日は何をすれば良いんですか?」と連絡が来て絶望したこともあります。
でも、勇気づけられたこともありました。
――どんなことがあったんでしょうか?
大垣商業高校でアプリ開発講座を担当していたんですが、そこで知り合った佐藤さんという高校生が、プログラミングを通してAIに興味を持ったんですね。それでAIに強い教授のいる、はこだて未来大学に進学したんです。彼は(進学が決まった後)高校時代にうちでアルバイトしていたので、ある時、函館まで様子を見に行ってみたんですよ。そこで、「学校にプログラミングできる人がたくさんいるから、働いてもらったらどうか」と提案を受けました。じゃあやってみようとなって、マンションの一室をオフィスにしたら、数ヶ月でメンバーが10人くらいになったんですね。短期間で10人の開発チームを作るのは都内では難しいです。この体験を通じて地方に可能性を感じました。函館では、今でも新卒採用やアルバイト採用を毎年行っています。
――そんなに簡単にオフィスが増えるんですね…!?笑
はい。自分も全く想像していませんでした(笑)人の出会い、つながり、ご縁に身を委ねると、全く想像しないことが起こるので、今ではそれを楽しんでいます。もちろん、近くにいないと体調不良やちょっとした異変にすぐに気が付かないというデメリットはあるものの、いろんな可能性のあるメンバーと働けるという夢があります。
僕は信長の野望や三国志が大好きなんです。
――信長の野望?
コーエー(コーエーテクノゲームス)が出している、歴史シミュレーションゲームです。僕は信長の野望や三国志が大好きで、50回くらいクリアしてるんですよ。
――あの、アイザワさん……?
武将がどの年次にどの地域にあらわれるか、完全に把握しています。まだ登用されていない有力武将を見つけた時はやった!!!って思いますよね。三国志も信長の野望もバラツキはありますが、全国に有能な武将が時代を追って登場してきます。
リアルもそうなんです。素晴らしい人材は、どこに眠っているかわからない。ゲームのように攻略方法もない。だから、自分は全国に拠点を作って、新しい出会いを繰り返して、まだ見ぬ天才を見つけたいんです!!
現代の諸葛亮は、あなたかもしれない!!!!!