相澤謙一郎ブログ「22世紀にのこる ものつくりを志して!」

相澤謙一郎の理念  一、無から有を生みだす。 一、顧客の笑顔=商品の付加価値=利益 一、世のため人のためになる事をする。それ以外はしない。 一、変化を恐れない改革者であり続ける。 一、従業員はもとより、家族、親族、近隣住民を大切にし、彼等から信頼される企業となり、人となる。

孫子

これを亡地に投じてしかる後に存せしめ、これを死地に陥れてしかる後に生かす

年末年始の休暇を利用して、海音寺潮五郎「孫子」を読み返しています。

漢初の常勝将軍、韓信が井ケイ口の合戦で趙軍を殲滅した陣法は、「これを亡地に投じてしかる後に存せしめ、これを死地に陥れてしかる後に生かす」という孫子九地篇の兵法を応用したものと言われています。

数世紀を経た三国志時代には、川を背にして陣をつくり敵を迎え討つ戦法「背水の陣」として、曹操、徐晃、姜維らが実戦に活用しています。

戦わずして勝つ事が最上の戦さ上手ですが、時に避けられない戦さもある事でしょう。そんな時の兵法防備録まで。「これを亡地に投じてしかる後に存せしめ、これを死地に陥れてしかる後に生かす」

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彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず

「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」言わずと知れた孫子の兵法を例にして、我々のやらなければならない事を課員に諭しました。またその質についても言及しました。
図解雑学 孫子の兵法

私のチームでも、他紙の方が有名なので受注できません、他紙の方が安いので受注できませんと言った、いい訳染みた報告を耳にします。鼻血が出るほど、考え抜いたらこのような薄っぺらな報告にはなり得ないのです。

つまり「彼を知り」の質が低すぎるのです。根掘り葉掘り聞き出し、裏を取った上で、対応策や戦略と共に報告をすべきなのです。

孫子曰く「彼を知らずして己を知れば一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦う毎に必ず敗る」

私は競合(敵)を知る事ができなければ、自分達の事すら業界ポジションも含め、理解する事ができないと考えます。情報無くして戦えば必ず敗れるのです。情報の質を高めていきましょう。

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